強力つっぱり棒 VS 子供服 ①

ないのなら、作ってしまおうオリジナル収納スペース

おはようございます。
梅雨がまだ明けない栃木県で、心が晴れるお片づけ実施中!整理収納アドバイザー秋山コズエです。


さて、先日衣類収納のご希望で訪問させて頂いたお客様から、「子供服を全てハンガー掛けにしたい」とのご要望があり、和室の押入れの下段に突っ張り棒で吊るという運びになりました。

押入れの幅に十分足りる長さと対荷重を考慮して、突っ張り棒は「極太&強力」で私がセレクトしましたが、実際にその突っ張り棒を設置して、お客様がお手持ちの衣類数を端から端まで掛けて、一度「完成〜‼︎」って終えたものの、次の部屋に移動して別作業が始まったところで

「バサッ!!カランッ」

なんだか嫌な予感・・・

はい〜見事に落下してました。

突っ張り棒の真ん中に補強のバーを入れていなかったこと、子供服とてみっちりかければ、やはり重いのです。

技術×使い勝手×中長期に耐えうる収納×予算

ということで、突っ張り棒はやめまして、どうするか・・・・
こんな時はお客様のご要望を伺いながら「私の技術の範囲でできること」「お客様やご家族の使い勝手」中長期で見て問題がない収納か」「ご予算」など様々なことをMIXさせて構想します。

そして思いついたのが「アルミポール」への変更。これならビス留めになるので、安易に落下はしません。当初、ポールを新たに購入して設置することも考えましたが、お客様のお宅、とても広いウォークインクローゼット兼物置部屋があり、両サイドに衣類がかけられるアルミポールの吊り下げシステムがありました。そこから押入れ下段にアルミポールを移設することをご提案し、押入れの上段の天板に穴を開けて設置することにしました。

もちろん、このような作業は、押入れに穴を開けるという行為になりますから、お客様のご要望がなければ行いませんし、ご主人様のご了解も依頼者の奥様経由でしっかり確認して頂きました。

次回は、具体的な作業についてまた書きます。
では、本日もお片づけ現場に行ってきます!