「片付けを福利厚生の一つとして」というお問い合わせと、その結末に思うこと。

こんにちは、心が晴れるお片づけ「暮らすルーム」の秋山コズエです。

今日は、日中こんなお問い合わせがありました。
「ホームページを見てご連絡をしました。わたくし、株式会社○○ットのSと申します」

電話の向こうは、推定20代と思われる女性。法人で福利厚生を担当している者だと名乗っての入電でした。
ちなみに私は18年間の会社員生活(電話での示談交渉業務)で培った、「電話での向こうの人物像当て」が得意で、声質や言葉の使い方で年代も概ね当てることができます!(誰トク?の自慢ですが)

さて、そのSさんのお話では「ホームページを見て、自社の取引先企業の従業員に、福利厚生の一環として片づけや整理収納を選択肢の一つにしたい」という業務提携のような内容でした。

結論から言うと、「その為には貴社(暮らすルーム)のサービスを自社の福利厚生利用の専用ホームページに掲載し、管理するのでその為に(月額か年額か聞き取れなかったけど)4万円の費用が発生し、3年目以降はかからずに永年契約となる」という内容でした。もう少し掘り下げて聞いたら、要は「株式会社○○ット」はマーケティング会社であり、業務提携というよりも完全に勧誘だったので、お断りをさせていただきましたが。

でもね、これが実際に福利厚生の一つとして、退職される方向けに「セカンドキャリアのための片付け」など、企業が福利厚生として退職者向けに片づけ費用を負担してくれたり、共働きで忙しいワーママへのご褒美として「片付けサービス」が利用できれば、本当に助かるな〜と思うのです。


だって、私自身が会社員時代、とにかく平日はフルタイムで仕事して、帰宅して子供の世話して最低限の家事こなして、寝て、起きたら、はい出社!!だったので、家を快適に整える時間なんて取れなかったから、今現状でそういう生活されている方は、片付けが二の次三の次っていう優先順位になってしまうのは仕方ないのです。

ですから、勤務先が、片づけサービスを受けたい従業員の為に「片づけ」をプレゼントしたら、心から喜ばれると思うのです。本当はね、一回しっかり根本的に片付けると、その片付いた環境の中であれば「最低限の家事」も「バタバタの子育て」でも、気持ちがほんとうにラクだし、少なくて厳選されたモノの中で暮らす方が、断然効率がいいのです。

栃木で「従業員へ<片づけサービス>をプレゼントする企画いいですね!」って賛同して下さる企業様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!絶対に社員は喜ぶ!!

仲介する人、サービスを提供する人、サービスを受ける人。

以前、ネット上のコラムを読んだ際にこんな記事がありました。激安を売りにお花を販売していた東京・昭島市の「ゲキハナ」というお花屋さんの古屋 悟司代表が書いた記事でしたが、その時は確か、お花屋さんなので、
生産者、販売者、消費者。(問屋さんも入っていたかな)この「三方みんなが儲かる仕組みができていないと商売というのは長く続かない」と、いう内容でした。

また、古屋代表は他にこんな話も。

「花を売るのではなく、花を楽しむコトを売るんです」とも。

この言葉は、おぉ〜その通り!!って刺さりましたね。

私の「片付けサービス」に当てはめ直すと、
【片付けサービスを売るのではなく、片付けた後の生活を楽しむコトを売る!】
まさに、そういうこと!!!

「売る」っていうとなんだかビジネス感が強くなりますが、片付けはモノではなく価値のご提供ですから、
お客様は、ただ単に私に時給としてお支払いをしてくださるわけではなく、私のサービスが完了した後は、
「今まで溜め込んだモノがなくなったスッキリ空間」と「そこで新たにやりたいことをやる」という、
新しいステージを手に入れることができるのです。

話がだいぶ広がってしまったので、元に戻しますが・・・

まずは、お願いなんですが、「勧誘系」のお問い合わせはご遠慮くださいね。
でも、本日お問合せを頂きました株式会社○○ットのSさんが、私のホームページをかなり読み込んでから電話下さったようで、片づけや生前整理が必要であることを私のコラムから言葉を抜き取って語っている(私の考えをSさんがインプットしてきて、もう一度私にアウトプットしてくる状態)を聞いているうちに、やはり片づけは価値あるサービスだということが再認識できたし、自分の仕事への落とし込み方など頭の中の整理ができたので、その点につきましては気づきを下さり、ありがとうございました。

本日も、ここまで読んでくださりありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です