家に招き入れない勇気

パントリーの片付け

こんばんは! 今夜はクリスマスイブですね。
皆さんのお家ではどんなお料理をご用意していますか?


先ほどスーパーに行きましたが、食品売り場ではクリスマスカラーの楽しいディスプレイが施され、チキンやオードブルがにぎやかに並んでいるな〜と思ったら、そのすぐ向こうは、すでにお正月のお飾りと伊達巻きや数の子などが大々的に陳列されていて、いよいよ年の瀬だなぁ〜と感じました。

さて、先日ご訪問しましたお宅は、見たことのない調味料や食材がたくさんあるパントリーのお片付けのご依頼でした。こちらのご依頼者様は、食品のサンプルや店頭に出せないお品などの頂き物が多いそうで、もらっては積み重ね、もらっては詰め込んで・・・とやっているうちに、

「家族で使う量」よりも「もらう量」の方が上回ってしまい、どんどん溜まる一方となってしまい、もはや手が助けられない😭との事でした。

今回は、5時間のご依頼の中で、まずはお悩みごとを伺い、普段の買い物の仕方、お料理する頻度、ご家族の消費量など様々な質問をし、そのご回答とご依頼者様のコレまでのしまい方のクセなどから、「ご依頼者様が長く続けられる片付け方」で収納をしました。

*暮らすルームでは、エニアグラム心理学を用いて、ご依頼者様のお話を参考にした簡易タイプ判断をし、タイプに合わせた最善の収納方法を提供しています。

ビフォー(上の写真)では、使いたくてもどこに何があるかわからず、結局は「あるはずだけど、買う」こともしょっちゅうだったとのこと。そこで、一度全部出して「使えるもの」と「もう使えないもの」に分けて全体量をご依頼者様自身で把握することにしました。

ご自身で「不要」だと判断されたモノたちが、45リットルのゴミ袋で4〜5袋程度でました。
特に棚の奥に入り込んだり後ろに落ちたモノは、賞味期限2019年や2016年なんて表記もあり、やむなく手放すしかない状態でした。ご依頼者様も「もったいないことをしてしまった」「早く気づけば食べられたのに」と、悔やまれたり反省したり何度も仰っていて、これを教訓としてコレからはムダにしない!と決心もされていました。

食品に限らずですが、「もらう」は、ありがたいし嬉しいことでもあるのですが、やはり使って(使い切って)ナンボ! 量が過剰となれば、時に「スペースを占領し」「動線を悪くし」「お金をかけて片付ける」となってしまうのです。

サンプル(試供品)などが付いたモノを手に取った時は、「本当にこの試供品を使うかな?」と1度考えてみるといいですね。サンプルがついていると「なんだか得した気分」と思うのは買う時のその一瞬だけで、あとは使い慣れていない、食べなれていないものは、意外と使わないことが多いものです。


「もらわない判断」や「家に持ち込まない勇気」という観点を少し意識して、年末年始のお買い物も楽しんでくださいね。

でも、今夜はサンタさんからのプレゼントがもらえる!コレは、断らずにね🎵

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